リンパマッサージとオイルマッサージは違うもの?

「リンパマッサージ」と「オイルマッサージ」は趣旨が違う

巷で流行っているメンズアロマエステ、
全部同じマッサージと思っていませんでしょうか?
詳しい人は「んなもん知ってるばい!」と言うかもしれませんが、
以外と知らない方が多いのではないでしょうか?

「リンパマッサージ」と「オイルマッサージ」は違います!
似てますが趣旨が違うんです。
ここではまず、「リンパマッサージ」について出来るだけ詳しく説明いたします。

「リンパマッサージ」とは?

たまにメンズアロマエステに行って、
「老廃物がかなり溜まってますね~」って言われながら
かなりの力で痛いくらいマッサージされたことはないですか?
疲れが溜まってるとき鼠径部をゴリゴリやられたときには悶絶ものです。
そのマッサージは、「リンパマッサージ」です。

「リンパマッサージ」は体中にあるリンパの流れを良くすることを目的としているマッサージです。
「リンパマッサージ」にて施術の際に滑りを良くするためにマッサージオイルを使うことが
多いですが、オイルの癒し効果よりもリンパに対するケアを重視している所がオイルマッサージとの違いになります。

「リンパマッサージ」はリンパ管に溜まった老廃物や毒素を排出するためやむくみなどに効果が
あります。デトックス効果と言われるものやダイエットの効果ですね!
ですので定期的に受けるのが良いとされています。

「リンパ」って何?

ところで「リンパ」ってなんぞや?

「リンパ」とは体中に張り巡らされた血管とは別にあるリンパ液を運ぶリンパ管のことを言います。
「リンパ液」とは血液の液体が血管の外ににじみ出てリンパ管に入ったものです。
毛細血管から血液がしみ出て細胞を潤しますがその細胞の中で古くなった水分がまた静脈をたどって心臓に戻ります。そのうち2割くらいは静脈に戻らずリンパ管に入っていきます。
これが「リンパ液」になるのです。
その「リンパ」の働きは、リンパ管にはいってきた古い水分を静脈に戻す働きと老廃物など引き寄せ
「リンパ節」という場所で老廃物を処理する働きがあります。
大きなフィルターがあってそこで水分を綺麗にしていく感じですね。

「リンパ節」は主に首・脇下・太ももの付け根(鼠径部!)に集まっています。
改めて知ったことですが、全身に張り巡らされているリンパ管は体の左右対象にはなってないそうです!上半身の右腕から右脇、右首のあたりは独立しているそうです。

可能な限り知っていることを書きましたが
なんでまた「リンパマッサージ」となるものがあるのでしょうか?
それはリンパには血液のように効率良く流れないからなんですね!
だから外部から流してあげるんです。
運動していたり体を動かしていると自然に流れるようですが
座っている状態など筋肉が動いていない状態だとなかなか動きません。
それが溜まっていき「むくみ」などに繋がるんですね。

リンパの詳しい箇所についてはこちら

本来は痛くない「リンパマッサージ」

ということで「リンパマッサージ」は通常はさする程度で充分にリンパを流せるんです。
基本は痛くないのがリンパマッサージです。
痛いと感じる人は老廃物がかなり溜まっているのとエステティシャンさんが
それを意地になって本気を出して施術しているということですね。
程よい運動を普段からおこない、定期的に通うのが健康に良いですね!

痛がるゴリラ